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2005/04/14

「たまゆらの女」

NHKBSで映画「たまゆらの女」を見た。
テレビ東京で映画「インファナル・アフェア」を見ようと思ったんだがまあいいか。
売れない詩人と遠距離恋愛している女の前に獣医の男が現れるという話。
詩人は書庫がいくつも並べられている部屋に住んでいる。
まあ、いわゆる文学オタクですな。
で、詩人は現状に満足しているのに、女の方はなんとか有名になってもらおうと自費出版をすすめたり、詩の朗読会を開催しようとしたりする。
オタクのおれには、詩人の男の気持ちがよくわかった。
こういう女は、オタクにとって、とてもうざいのだ。
オタクにとっての至上命題とは、趣味に生きるために、生活を消極的に現状維持することなのだ。
有名になろうが金が入ろうがオタク活動に支障が出ては、本末転倒なのである。
詩人の男は、獣医の存在を知らない。
獣医の男は、女に詩人と付き合っていくのは無理だと言う。
オタクVS普通の男である。
おれは画面に向かって祈った。がんばれオタク。
たしかにあの女はうざい。しかし、獣医になんか負けるな。
さて結末は、いかに。
SFではないのだが、非常にSF的なのもグッドな佳作である。

たまゆらの女
コン・リー スン・チョウ レオン・カーファイ

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