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2005/04/29

オタクと不良

高校時代、友達が少なかったおれは、よく教室で本を読んでいた。
するとあるとき、不良が話しかけてきた、「そんなの読んで面白いの?」と。

おれは適当に「ええ」とか「まあ」とか答えた。
不良は「へえ」とか言って去っていった。

まあ、実人生が波乱に満ちていた彼からすれば、読書なんて退屈きわまりないことだったんだろう。
しかし、おれにすれば人生が退屈でしょうがないから、本でも読まなきゃやってられなかったのだ。
その気分はえんえんと今につながっている。

だから、おれが読むのは、SFだったりヤクザについてのノンフィクションだったり、自分とかけ離れた世界を感じさせてくれる本が多い。

ちなみに不良に話しかけられたときに読んでいたのは、古本屋で買ったO・ヘンリーの短編集だったと思う。

不良といえば、若いときのおれは、あいつらはなんで先生ににらまれてまで、あんなカッコしていちいち逆らってんだろうと思っていた。
もっと要領よくやればいいじゃんと。
不良ってモテるんだと知ったのは、だいぶ後のことだった。
なんだ、みんな早く教えてくれよ、とおれは思ったのだった。

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コメント

ばかだね、おれだけ、ひとり
二十歳を超えたよ

投稿: 俺たちのロカビリーナイト | 2005/05/01 01:39

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