フランダースの犬症候群
日本でひきこもりやニートがなぜ増えているか。
ここで大胆な仮説を提示してみよう。
すべての原因はアニメ「フランダースの犬」にある。
あのアニメのなかで主人公ネロは、なにか悪いことをしたであろうか。
なにもしていない。
貧しいながらも好きな絵を描きながらがんばっていた。
それなのにあの村の人たちの仕打ちはどうだろうか。
風車小屋の放火犯に祭り上げられ、仕事も競争相手に奪われた。
最後には、拾ったお金をネコババせずにちゃんと届けるという、いい行いをした。
それなのに、飢えと寒さで死んでいく。
これを子供のときに見たらどう思うだろうか。
ああ、いいことしても、努力しても無駄なんだ。
最初から金持ちじゃなきゃ幸せになれないんだ、と思わないだろうか。
この作品が強烈なトラウマになって、若者たちが働けなくなっているのだ。
そうだ、そうに違いない。
なんちゃって。
本当は、政治家が一番悪いと思うけどね。
あいかわらず、開発事業にからんで濡れ手に粟だもんね。
発覚しているのは、氷山の一角でしょ。
そんなんじゃ、誰も一所懸命に働かなくなるって。
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コメント
>光る海と大空さま
おれは、今の若者には、どんな困難にも負けず明るく生きる少女の姿を描く「愛少女ポリアンナ物語」をすすめます。
投稿: 不労児 | 2005/05/13 22:13
同意します。「フランダースの犬」が悪い! 今の時代、お勧めは「ロミオの青い空」ですね。
投稿: 光る海と大空 | 2005/05/13 00:32