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2005/06/12

戦車男?戦国自衛隊1549

昨日映画「戦国自衛隊1549」を見てきた。

ネタばれもあるんで見てない人は、注意!
さらに前の「戦国自衛隊」についてもネタばれあり。

まあ、「電車男」なわけですよ。現代では、居酒屋の雇われ店長で夢も希望も彼女もいない元自衛隊員江口洋介が、自衛隊からの協力要請を受けて過去に行ったら、その部隊の鈴木京香とたまたま心が通じ合い、彼女を守るためにがんばる。
オタクも自衛隊も女と縁がないという点では、似たようなものか。
女性自衛隊員も増えてはいるとは、江口洋介はいた部隊が悪かった、
鹿賀丈史率いる精鋭部隊に入っちゃったもんだから、女っ気がぜんぜんないのである。
だが江口洋介は、その部隊で理想に燃えてがんばっていたんだが、上からの命令でその部隊が解散。
江口もそれを機に自衛隊を去る。

そしたら、その元上司の鹿賀丈史率いる部隊が過去に行っちゃったっというんで、なぜか江口にお呼びがかかるんである。
なんか昔鹿賀丈史が組んだシミュレーションを突破できたのが江口だけだからという理由なんだが。
まあ、この辺は、冒険もののセオリーどおり。
一度挫折した男が、男としてのプライドを取り戻すために戦うというよく使われるアレなわけである。
特に福井晴敏は、このパターンが大好きだ。
というかこのパターンでしか小説を書いてない気がする。
で、お呼びに行ったのが鈴木京香だったから、一度は断ったものの結局行くことになってしまうのである。
なんか、過去から来た武士の北村一輝の説得で行くことに決めたように見えなくもないが、どうせ江口は鈴木京香が最初に店に訪れたときからぐらっときていたに違いないのである。

そんでもって過去に行って、いろいろ起こるわけなのだが期待していた、自衛隊の近代兵器VS騎馬兵団というシーンがほとんどないのである。
というか、騎馬兵団に追われて自衛隊の戦車や車両は逃げているだけ。
やはり、馬に乗れる役者やエキストラが減ってしまった今では、そんな迫力あるシーンを求めても無理なのか。
最後のクライマックスが城の中の戦いでは、「戦国自衛隊」にした意味ないじゃん。

クライマックスの戦闘シーン、ストーリーとも前作の「戦国自衛隊」の方が上だなあ。
特に前作は自衛隊内部で、仲間割れが起こるのがいい。
近代兵器を使って殺人や略奪を繰り返す部下渡瀬恒彦を、殺しに向かう千葉真一。
渡瀬を罠にかけて殺し、ヘリで去っていく千葉真一、そこにかぶる主題歌。
うーんしびれるねえ。男くさいねえ。

今作も、斎藤道三役の伊武雅刀とか、その家臣役の北村一輝とかがんばっている(というか、この二人が一番おいしい役どころ)んだけどねえ。
江口洋介の役者オーラの無さがなあ。
決してつまらなくはないのだが、「自衛隊」側が主役のはずなのにぜんぜん印象が薄いもんなあ、江口洋介。
ということで、監督は悪くない。悪いのは、君だよ、江口洋介。

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