小説版「蒼穹のファフナー」
「蒼穹のファフナー」(電撃文庫)を読んだ。
著者は好き勝手に書いたとは言ってますが、基本線のストーリーはアニメ版と変わってない。
でもアニメ版を1巻でまとめるのはさすがに無理なので、途中までで終わっている。
アニメを見てない人が楽しめるかどうかというと、それなりに楽しめるんじゃないでしょうか。
冲方丁は、若手作家のなかでも文章力が抜群だから、文章にリズム感があってスラスラ読める。
離島で中学生活を送っていた主人公が突然戦争に巻き込まれていく。
そのなかで変わっていく自分と回りのひとびと。
それをとても丁寧に描いていく。
できれば、アニメ版のラストまで小説化してほしかった。
蒼穹のファフナー
冲方 丁
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