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2005/08/30

伊賀忍法帖

関係ないけど「びんちょうタン」アニメ化だって?
なんでもありの世の中だな。

山田風太郎「伊賀忍法帖」(講談社文庫)を読んだ。
講談社文庫版はいいぜ。
解説が京極夏彦だ。
その解説によると、「忍者」や「忍法」という言葉を最初に使ったのは、どうやら風太郎先生らしいぞ。
それまで忍者のことは、小説などでは忍(しのび)とか忍びの者とか言っていたらしい。

で、伊賀忍法帖だが、これは伊賀忍者VS根来忍法僧七人衆の話。
しかも、主人公の伊賀忍者笛吹城太郎には、必殺技がないときている。
そんなんで勝てるのか?

そこに松永弾正やら、柳生石舟斎やら、果心居士やらがからんできてしっちゃかめっちゃかで、あいかわらずの風太郎忍法帖ワールドが展開する。
いまいち根来忍法僧軍団ひとりひとりのキャラが立ってないのが残念。

伊賀忍法帖―山田風太郎忍法帖〈3〉
山田 風太郎
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2005/08/27

「スター・ウォーズ エピソード3」

「スター・ウォーズ エピソード3」を見た。
いまさらこのネタでブログを書いているやつもいないよな。

ということでネタバレで行きます。
しかし、ネタバレもなにもラストは、誰でもああなるしかないとわかって見にいっているわけで。

おおむね満足なんだけど、エピソード1からずっと思ってるけど、だれかルーカスにチャンバラ教えてやれよってことですか。
間合いが近すぎですよ。

お話じたいはずーっと暗いトーン。
しかたなしに暗黒面に落ちていくアナキンに、女性陣の同情が集まってこの大ヒットなのでしょうか。
おれは、時間も長いし正直つらかったかも。
さすがにSFXのすごさには目をうばわれましたが。
何かが足りない。観客をねじふせるエネルギーとでも言いましょうか。
ルーカスは、シリーズ最後までたどり着けた満足からか、こじんまりとまとめてしまったのですかね。

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2005/08/26

もっと若いころに読みたかった

コリン・ウィルソン「発端への旅 コリン・ウィルソン自伝」(中公文庫)を読んだ。

もっと若いときに読んでいればなあ。
おれも作家をめざしていたかもしれないなあ。
コリン・ウィルソンがデビュー前に職を転々としながら、こつこつと原稿を書いていたことや、デビュー後に賞賛を浴びながら、その後マスコミにこてんぱんに酷評されたことなどを赤裸々に語った自伝である。
やっぱり、この人作家になってやると思いながらもいろいろ困難な状況に会い、しかも夢をあきらめないあたり、すさまじいエネルギーをうちに秘めた人なんである。
そして、デビュー前の貧乏時代から女にモテまくり。
デビューしたらなおさらである。
こういう生き方してみたいなあ。

発端への旅―コリン・ウィルソン自伝
コリン・ウィルソン
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2005/08/23

雪の女王「道づれ」

アニメ「雪の女王」第14話「道づれ」を見た。

どうでもいいが、ゲルダちゃんの歌ってそんなにうまかったか?
あれでお金をいただいちゃまずいでしょ。
まあ、吟遊詩人のラギさんの詩もあまり感動できるものではないと思うのだが。

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2005/08/22

二十八之巻「絶えぬ悪意」

仮面ライダー響鬼、二十八之巻「絶えぬ悪意」を見た。

もう何番目の鬼か数えてないんでわからんが、鋭鬼さんて鬼が登場してあっさりやられていた。
そんでもって明日夢君は、前に一悶着あった万引き青年と遭遇し、ぼこぼこにされた模様。
それを気遣いキャンプにさそったヒビキさん。
次回予告を見ると、明日夢君に大事なことを教えてくれそうです。

やはり、若いときに尊敬できる人物に会うということは大切なことです。
おれが行っていた高校なんてつまらないサラリーマン教師ばかりで、こんな大人にだけはなりたくないと思わせる人物しかいませんでした。
明日夢君には、ヒビキさんがいてうらやましいです。

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2005/08/20

まるごと、機動戦士ガンダム

NHKBS2のBSアニメ夜話スペシャル、「まるごと、機動戦士ガンダム」を見ていた。

とりあえず映画「機動戦士ガンダム」。
オリジナル音声版だったのね。
DVDだとサウンドリニューアル版しか出てないからね。
しかし、アムロのかあちゃん役の倍賞千恵子がすべてをぶちこわしてくれるほどの下手さ。
どうにかならんかね。
あとテレビ放映だからか、ブライトさんの「め○ら撃ちでもいい」のところのめ○らの部分の音声が、カットされていたね。

でまあ、いろいろ考えた。
最初にサイド7に潜入したのがシャアだったら?
あっという間にガンダムを破壊してそこで終わりだったなあとか。

戦争がなかったら、アムロとフラウは結婚していたのかとか。

ランバ・ラル隊の人は、目の前で上官に女といちゃいちゃされて、仕事がいやになんないのかねえとか。

とまあ、またバカなことを書いちまった。

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2005/08/19

「電車男」第7話

ドラマ「電車男」第7話を見た。

電車がオタクを卒業しようと決心し、ガンプラをダンボール箱に詰めて、川に流しに行く。
そこに流れる、井上大輔の「風にひとりで」。
橋の上から、「マチルダさーん」と絶叫しているアムロのコスプレした青年(ホリケン)。
こんなシーンをドラマで見ることになろうとは、26年前にガンダムの本放送を見ていたときは、夢想だにしなかったことだ。

そういえば、明日はNHKBS2でガンダム祭りですな。

電車男も7話のタクシーの前でのエルメスたんとの別れで終わってくれれば、名作だったのに。
これからだらだらくだらない話が続くんでしょうなあ。

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2005/08/15

もうひとつの失踪日記だ「55歳の地図」

黒咲一人の「55歳の地図 実録!リストラ漫画家遍路旅」(日本文芸社)という漫画を読んだ。

「ハスラー・ザ・キッド」、「無頼風」等の作品で知られる著者だが、あるときからばったり原稿依頼がとだえ、家財道具を処分し、部屋をひきはらい、自分が生きていく道を探すために放浪の旅に出る。
そして、あてのない放浪の旅よりはましと「四国遍路」をすることにする。

この漫画はその四国遍路の道中で起こったことを、日記のように描いた漫画である。

三輪自転車に20キロ近い家財道具を積んで出発するのだが、いきなりパンクし予約していたフェリーに乗り遅れる。
そんなのは、序の口で数々の不幸が著者を襲う。
しかも、冬から遍路をはじめてしまったものっだから、寒さとの戦いもある。
金もないので、最後の目的地高野山に着くまでには一日300円しか使えない。

最初のころは、まるで死に場所を求めるように旅していた著者だが、親切な人たちとの出会いによって、しだいに生気を取り戻していく。
ともかく、人は一人では生きていけないということを教えてくれ、生きる勇気を与えてくれる作品である。

55歳の地図
黒咲 一人
4537104074

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2005/08/13

「誰が俺を狂わせるか」

いやあ、やっぱりヨン様よりビョン様だよなあ。
ということで映画「誰が俺を狂わせるか」を見た。

イケメンのイ・ビョンホン主演の映画だが、この映画のビョン様は、全然カッコよくないのだ。
何をやってもダメな男。
製薬会社の営業マンが仕事中にメシを食いにレストランに行ったら、別れた恋人がお見合い中なんで怒りにまかせてぶちこわしたら、彼女が親に追い出され、自分の部屋にころがりこんでくる。
そんで、部屋は別々、お互いに干渉しないとか条件をつけられ、変な同居生活がはじまってしまう。

韓国映画にありがちな強引すぎる展開。
欲望がたまっていくビョン様。
ついには、AV見ながらオナニーしているところを彼女に見られ、「何しているの!」と怒られる始末。
ヨン様がこんなシーンをやってくれますかってんだ。

さすがに仕事はうまく行かない、女にはもてないと、われら喪男の日常をいまさら映画で見せられても、欝になるだけなんだがなあ、といじけながら見ていた。
まあ、世間の大多数をしめるモテ男は「ほう、もてない奴はこんな生活してんのね、けっ」ってな具合で新鮮なんだろうけどさ。
ともかく、電車男よりよっぽど感情移入ができるキャラクターだ。

そんで、まるで自分を見ているようなこの主人公があることをきっかけに爆発してしまう後半に、興奮してしまったおれがいた。
ラストもけっこういいまとめかただったと思う。
オタクには、身につまされること請け合いの映画である。

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2005/08/12

ドラマ「アストロ球団」

ドラマ「アストロ球団」第一球(前編)を見ました。

放送は、アニメやマンガの実写化が大好きなテレビ朝日。
しかし、「アタックNo.1」は、ゴールデンなのに「アストロ球団」は深夜3時40分かよ!
まあ、あちらは誰でも知っているバレーアニメ、アストロは知る人ぞ知る変な野球漫画。
この扱いの格差も仕方あるまい。
おれらみたいなはぐれもんだけ見りゃいいってこってすよ。

オープニングは、Production I.Gのアニメと実写の融合で快調にはじまる。

なんだか、映画とかドラマは野球ブームだなあ。
実際の野球人気はどんどん下降しているというのに。
そんな状況に危機感を抱いたのか、このドラマには日本プロ野球機構が協力している。
いきなりヤクルトの古田が夜空の流星を見ているところからはじまり、他に他球団の選手が本人役でチラッと出てくる。
物語は、古田が、フィリピンにアストロ球団の元オーナー兼監督シュウロ(千葉真一)を訪ね、その思い出話を聞いていくということで進んでいくらしい。

そんで一気に時代は遡り、巨人軍全盛時代の後楽園球場の巨人阪神戦。
交通事故で顔に傷を負った江夏が、顔に包帯を巻いた姿でマウンドに登場。
王を三振にしとめるが、実はその男は別人で、まったくの無名の男だった。
これがのちのアストロ球団のエースになる宇野球一(林剛史)。
デカレンジャーでクールなデカブルー役を演じていた彼に、熱いアストロ戦士の役は大丈夫かと思ったがなかなかよくやっているんじゃないの。

シュウロの回想シーンに出てくる、沢村栄治役が長島一茂っていうのもすごかった。
素直に長島茂雄役で出ればいいのに。
まあ、まだ第一回は、まだまだおとなしめの作り、次回以降に期待である。
しかし、見ると体感温度が3度ぐらい上がるよなあ。

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2005/08/10

「ヴィーナス・プラスX」

シオドア・スタージョン「ヴィーナス・プラスX」を読んだ。

目がさめたら、全然知らないとこころにいたっていうのは、SFではよくある手法なのだが、これは未来のどうやら人類が滅亡した後の両性具有の人たちの世界に行ってしまうという話である。
1960年に出版された本ということで、古臭い話かと思ったが、なんの全然新しいじゃないの。
ともかく思考実験として成功している。
いいSFを読んだときに感じるクラクラ感がやってきましたよ。
やっぱり、男女の性差、セックス、異なる文明の交錯、宗教といった普遍的なものを描いているから古びないんだろうね。

しかし、最近の出版界のSFブームはなんなんだろうね。
次々ハードカバーが出て、買いきれないし、読みきれない。
特にスタージョンは、たくさん出たもんなあ。

あ、そういえば今日の深夜からドラマ「アストロ球団」がはじまるんだ。
楽しみなのね。

ヴィーナス・プラスX
シオドア・スタージョン
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2005/08/08

二十六之巻「刻まれる日々」

仮面ライダー響鬼 二十六之巻「刻まれる日々」を見た。

コミケが近いせいかやおいネタ全開でした。
日菜佳「トドロキ君は、ザンキさんが大好きだからしかたないんですよ」
ヒビキ「日菜佳も公認か」

そんなに出して欲しいんでしょうか「トドロキ×ザンキ」本。
まあコミケに行けば10種類ぐらいはあるでしょう。

あと、バイクに乗ったイブキ君と香須実さんのシーン。
思いっきり後ろからイブキ君にしがみついてくる香須実さんを見た小さい男の子たちは、絶対バイクに乗ろうと思ったに違いありません。というかホンダの作戦どおり?

まあ、政局も混乱しているというのに、この40オヤジは何を書いているんでしょうか。
だから、日本はどんどんダメになっていくんでしょうなあ。

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2005/08/07

映画「姑獲鳥の夏」

映画「姑獲鳥の夏」を見た。

最初、映画化の話を聞いたときに、正直やめておけばいいのにと思った。
キャストもおれのイメージとは全然違っていたし。
それにあのオチをどうやって映像化すんのよ?という疑問もあった。

しかし、さすが実相寺昭雄監督。
あの作品世界を、見事に映像化してくれていた。

役者陣も京極堂役の堤真一の凛々しさがいい。
長回しのセリフを、滑舌で言い切るあたり、いかにもあの京極堂である。
それに物語の鍵をにぎる姉妹を一人二役で演じた原田知世の怪しい美しさ。

思った以上に京極ワールドが展開されていて、おれの先入観を打ち破ってくれた。
大満足の一作であった。

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2005/08/06

トリポッド

ジョン・クリストファーの「トリポッド」シリーズ全4巻(ハヤカワ文庫)を読んだ。

異星からやってきたトリポッドという三本足で歩く巨大な物体に、人類が支配され、やがて勝利をおさめて自由を取り戻すまでを描いている。
第1作がイギリスで発表されたのが、1967年。
ハヤカワ文庫では、2巻「脱出」が1作目で、1巻「襲来」は1988年に発表された前日譚。
あちらでは、人気の児童文学ということだが、おれのようなおっさんが読んでも十分楽しめた。

人類は、トリポッドによってキャップというものを頭にかぶせられて、トリポッドに逆らうことができなくされている。
だが、ほとんどの人はそのまま普通の生活をしていて、選ばれた者だけが、トリポッドの都市に連れて行かれて奴隷となる。この奴隷となることが人間のあいだでは名誉なことなのだ。
しかし、人間たちのなかに、キャップに支配されない者たちがいた。
主人公ウィルは、その仲間に加わりさまざまな困難にぶつかりながら成長していく。
読んでいると、少年時代に戻ったかのように感じられる作品である。

トリポッド 1 襲来
ジョン・クリストファー 西島大介 中原 尚哉
4150114935

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2005/08/01

映画「電車男」

公開がはじまったころは、全然見る気がなかったのだが、本田透先生が絶賛していたので見てきましたよ。
ちょうど映画の日だったので、1000円で見られたし。

ネタばれしていいですよね。

電車男が山田孝之、エルメスは中谷美紀。
酔っぱらいが大杉漣。
スレの住人は、佐々木蔵之助、国仲涼子など。

やっぱり山田君がイケメンすぎですなあ。
初デートのときにおしゃれしてオタクから変身すると単なるモテ男じゃないですか。
あいかわらず、しゃべりはあわあわ言っていてオタクのときと変わらないんだけど、だまっていれば十分モテる顔というのが、やっぱり反感を買いますな。
エルメスの方は、そんな山田君が何をしても、あたたかい微笑で見守っているだけ。

ただ原作と違うところは、最後の告白シーンでまたオタクファッションに戻っているところ。
秋葉原で、百式Tシャツ着ながらですよ。
オタクは、自分のフィールドで戦えということですなあ。
無事二人が結ばれてめでたし、めでたしと思っていたら、大どんでんがえしが。

なんと夢オチというか全部電車男の妄想だったと観客に受け取られかねない終わり方。
まあ、単に時間が巻き戻ったともとれないことがないんだけど。
やはり、前者と考えた方がよりすごいと思う。
ともかく、オタクのみんなは、劇場じゃなくてレンタルビデオでもいいから、見てくれよ。

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