伊賀忍法帖
関係ないけど「びんちょうタン」アニメ化だって?
なんでもありの世の中だな。
山田風太郎「伊賀忍法帖」(講談社文庫)を読んだ。
講談社文庫版はいいぜ。
解説が京極夏彦だ。
その解説によると、「忍者」や「忍法」という言葉を最初に使ったのは、どうやら風太郎先生らしいぞ。
それまで忍者のことは、小説などでは忍(しのび)とか忍びの者とか言っていたらしい。
で、伊賀忍法帖だが、これは伊賀忍者VS根来忍法僧七人衆の話。
しかも、主人公の伊賀忍者笛吹城太郎には、必殺技がないときている。
そんなんで勝てるのか?
そこに松永弾正やら、柳生石舟斎やら、果心居士やらがからんできてしっちゃかめっちゃかで、あいかわらずの風太郎忍法帖ワールドが展開する。
いまいち根来忍法僧軍団ひとりひとりのキャラが立ってないのが残念。
伊賀忍法帖―山田風太郎忍法帖〈3〉
山田 風太郎
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