もっと若いころに読みたかった
コリン・ウィルソン「発端への旅 コリン・ウィルソン自伝」(中公文庫)を読んだ。
もっと若いときに読んでいればなあ。
おれも作家をめざしていたかもしれないなあ。
コリン・ウィルソンがデビュー前に職を転々としながら、こつこつと原稿を書いていたことや、デビュー後に賞賛を浴びながら、その後マスコミにこてんぱんに酷評されたことなどを赤裸々に語った自伝である。
やっぱり、この人作家になってやると思いながらもいろいろ困難な状況に会い、しかも夢をあきらめないあたり、すさまじいエネルギーをうちに秘めた人なんである。
そして、デビュー前の貧乏時代から女にモテまくり。
デビューしたらなおさらである。
こういう生き方してみたいなあ。
発端への旅―コリン・ウィルソン自伝
コリン・ウィルソン
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