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2005/09/22

「シンデレラマン」で描かれる大不況は2年後の日本の姿だ

連休中に映画「シンデレラマン」を見てきました。

監督はロン・ハワード、主演はラッセル・クロウ。

後半のボクシングシーンも印象に残ったけど、前半の大恐慌に苦しむ主人公一家の姿が、せまりくる日本の未来みたいで気楽に見ていられなかった。
財務省は、2007年に定率減税を全廃すると決めました。たぶん同年に消費税率もアップされるでしょう。
思い出されるのは、橋本内閣が消費税率を3%から5%に引き上げたときです。
あっという間に物が売れなくなり、日本は不況となりました。

映画では、ラッセル・クロウ演じるプロボクサーのジム・ブラドックが仕事を求めて波止場に行きますが、集まった労働者のなかで使ってもらえるのは、わずか数人。
しかたなく、ジムは手の骨折を隠してわずかな金のために、ボクシングの試合に臨みます。
しかし、ぶざまな試合をしたため、ライセンスを剥奪され、ファイトマネーももらえません。

ボクシングの試合ができなくなったジムは、苦境に立たされます。
電気やガスを止められ、子供には満足な食事もさせられない。

そんな、ジムにかつてのマネージャーが一夜かぎりの試合をしないかともちかけます。
相手はいまのりにのっている若手。とうてい勝ち目はありません。
しかし、ジムは生活のためにリングに上がるのでした。

最近のアメリカ映画が忘れていた、あまりにもオーソドックスな映画である。
派手じゃなくてもいい、人間を描けばいいのである。
家族のために戦う男、それを見守る妻。
テレビ中継のない時代、父親の試合の実況をラジオにかじりついて聞きいる子供たち。
労働者や貧しい者たちのヒーローとなったジムを応援するため、教会で祈りをささげる人たち。
最後に人間っていいなあと思える映画です。

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