「ミステリ・オペラ」
ミステリ・オペラ (上)
山田 正紀 
山田正紀「ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件」を読んだ。
昭和13年の上海と昭和64年の東京で起きた殺人事件。
それが複雑にからみあいながら、最後に叙情的な結末を迎える。
なんとも摩訶不思議で、超絶的なミステリーである。
作者の力技に感服いたしました。
最初の頃は、夫に自殺されてしまった女主人公が夫が調べていたことを探っていくうち真実を発見するだけの話だと思っていたら、大間違い。
歴史の真実とは何なのか、そして時の流れのなかで死んでいった幾多の名もない人々の声はどこにいったのかといろいろなことを考えさせてくれる小説である。
そして、読了後小説のなかでたびたび話題にのぼる映画「アパートの鍵貸します」が見たくなるのである。
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