死者の書
岩波ホールで映画「死者の書」を見た。
監督は川本喜八郎、原作は折口信夫。
悲劇の皇子、大津皇子は死刑の直前に見た女性への執心から亡霊となり甦る。
その亡霊と心通じあうことができる、藤原南家の郎女がその皇子の亡霊が裸で現れることに心を痛め、蓮の糸を織った布で着物を作ろうとする。
とても幻想的で不可思議な物語である。
だからこそ、生身の人間が演じると陳腐になりかねないが、人形アニメーションだとしっくりとくる。
無表情のはずの人形の表情がだんだん豊かに見えてくる。
また物語をどう解釈するのか見た者にゆだねられているのもいい。
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