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2006/05/30

独立愚連隊

独立愚連隊
独立愚連隊佐藤允 岡本喜八 鶴田浩二


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映画「独立愚連隊」を見た。
監督:岡本喜八、主演:佐藤允

日本の戦争映画というと悲愴感ただよう映画が多いのだが、これは痛快戦争アクション。
佐藤允 演じる一人馬で戦場をかけまわる新聞記者のキャラが破天荒だ。
彼は見習士官の心中事件に疑問を持ち、北支戦線にやってくる。
見習士官が配属されていたのは、くずばかりを集めて結成された独立部隊。
そこで女と心中事件を起こしたのだが、そこには見習士官の女にちょっかいを出していた男がいた。
新聞記者は、現在隊長に昇格しているその男が見習士官を殺したのではないかと疑うのだが…。
三船敏郎演じる頭がおかしくなってしまった連隊長とか、どんな場面でもやたらと丁半ばくちをやっているコンビとかユーモアあふれる作品なのだが、それがかえって戦争のむなしさと強いコントラストとなっている。
シリアスに描かなくても戦争を笑いとばすことによって、その無意味さを伝えられるということを教えてくれる。

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2006/05/29

レキオス

レキオス
レキオス池上 永一


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池永永一「レキオス」を読んだ。
すごい小説家がいたものだ。

魅力的なキャラクターがたくさん出てくる。
変な守護霊にとりつかれてしまった主人公の女子高生デニス、変態でコスプレ好きの女天才学者サマンサ、いいかげんだが良く当たる占い師ユタのオバァなどなど。
一見このキャラは何の役割があるんだろうという人物も、読んでいくとあっと驚く役割を果たしている。
そう無駄なキャラなど一人もいないのだ。
そんなキャラたちが物語の舞台沖縄をかけまわる。

そして物語あちこちに張られているたくさんの伏線。
個性的な各キャラのバラバラと思える行動が物語の最後の一点レキオス復活に向って収束していく。
読後に驚くほどの快感が体を突き抜ける。

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2006/05/24

週刊お宝TV「ウルトラセブン」

先週のNHKBS2の週刊お宝TVのゲストは、押井守。
選んだ番組は、「ウルトラセブン」だった。

ひし美ゆり子や森次晃嗣もVTR出演。
押井守は、ひし美ゆり子サイン入りのアンヌの写真集をもらってにやけていた。
番組のなかで押井守が言っていた、昔はビデオがなかったんで目にやきつけるしかなかったんですという言葉にまったく同感。
最近なんかビデオがあっても、録画しただけで満足しちゃって結局くりかえし見るなんてことはまれなんだよなあ。
しかしこの番組、30分じゃ短すぎる。
押井守も言いたいことの半分も言えなかったんじゃなかろうか。

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2006/05/23

藤崎慎吾「レフト・アローン」

レフト・アローン
レフト・アローン藤崎 慎吾


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藤崎慎吾「レフト・アローン」を読んだ。
5編からなる短編集である。
恥ずかしながら、藤崎慎吾は未読だった。
ややハードSF寄りの作品なのかと思ったが、ぜんぜんそんなことはなかった。
表題作は、火星の戦闘サイボーグの戦いを描いたもの。
戦闘によるショックをやわらげるため、脳内に埋め込まれたモジュールによって、敵は動物や恐竜として視覚化される。
この作者の作品は、機械を進化させるのじゃなく、生物(人間)を改造しちゃった方がてっとりばやくて低コストという視点のものが多い。
「コスモノーティス」という作品も、宇宙で生活できるように改造された種族の少年が主人公だ。
そういう種族が誕生した理由も宇宙ステーションを作ったり、火星をテラフォーミングするより低コストだからというわけだ。
現在公開中の映画「アダン」の主人公の画家田中一村と思われる人物が出てくる「星窪」という作品が一番気にいった。人間に語りかける石が出てくるのだが、スタージョンの「夢見る宝石」を思い出してしまった。真摯に芸術を求めた作家がもたらす奇跡に感無量である。

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2006/05/14

映画「トム・ヤム・クン!」

映画「トム・ヤム・クン!」

監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
主演:トニー・ジャー

「マッハ!」のコンビの新作なら見に行かねばなるまいと思っているうちにもうすぐ上映終了らしいので見てきました。
やはり、こういう映画は劇場の大画面で見たいものであります。
ストーリーは、家族同然の象を盗まれたトニー・ジャー演じる主人公が、オーストラリアまで飛んでいき象を奪ったチャイニーズマフィアと対決するというお話です。
あいかわらずのガチンコアクションがすばらしい。
どこかで力に加減はしているのでしょうが、どう見てもリアルファイトっぽく見えてしまう撮り方。
間接技も本当に怪我してんじゃないのというような間接の曲がり方。
相当怪我人が出てそうだけどなあ。

最後にあることがきっかけで、キレてしまってからのジャー様のファイトがすばらしくて涙がちょちょ切れそうになりました。
前作でも、共演したペットターイ・ウォンカムラオもとぼけた巡査役でいい味出してます。

この監督、主演のコンビはもうすぐあの「ハヌマーン」の映画を作ろうとしているらしいですが、マジっすか?

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2006/05/09

有川浩「図書館戦争」

図書館戦争
図書館戦争有川 浩


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有川浩「図書館戦争」を読んだ。

メディア良化法という検閲法ができたもうひとつの現代が舞台。
一応出版の自由は許されているが、問題図書は没収されてしまうという世界。
そんななか図書館だけは、あらゆるメディア作品を収集する自由を持っていた。
そしてメディア良化委員会という組織は、そんな図書館に検閲という名で戦闘をしかけてくるのだった。
主人公の笠原郁は、図書隊に入隊したての新米隊員。
図書隊とは、通常の図書館業務のほかに図書館の防衛を受け持つ組織。
彼女は、図書隊のなかでも防衛員志望の変わった女の子。
その訓練シーンから物語は、はじまっていく。

作者が月9を目指しましたというだけあって、ノリは軽いんだけどけっこう重いテーマを扱っている。
検閲というのははじまってしまえば、どんどんエスカレートしていくものでそれは戦前の例を持ち出すまでもない。
そして、為政者には大変都合がいい。
最近でも「個人情報保護法」により政治家に対する取材はきびしくなっていると聞く。
さて、読みたい本も読めない社会にしてしまっていいのか。
自分の読みたい本を選ぶ自由がなくなったらどうなるのか。
そういうことを考えさせてくれる小説である。
まあ。そんなにかたくるしい書き方はしてないんだけど。
本好きで図書館に通ったことがある人に読んで欲しい。

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2006/05/05

原真祐美

アイドル ミラクルバイブル・シリーズ~コロムビア・アイドル・アーカイブス~原真祐美ベストアイドル ミラクルバイブル・シリーズ~コロムビア・アイドル・アーカイブス~原真祐美ベスト
原真祐美

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今日聞いていたCDは、「アイドル ミラクルバイブル・シリーズ コロムビア・アイドル・アーカイブス 原真祐美ベスト」。
やはり、休日にはアイドルのCDをBGMに2ちゃんねるを見たり、部屋のかたづけをするのが金がかからなくて一番だ。
今日も古い雑誌を思い切って捨てようと思ったんだが、SPAとか週刊現代とかのグラビアページをついつい開いてしまい、おっ、このねーちゃんかわいいなとかいって、結局捨てないことになってしまう。

で今日のお題の原真祐美のことだが、この人についてはとてもおとなしいというイメージしか残ってない。
歌番組とか出ても、ほとんどしゃべらなかったんではなかろうか。
どう考えても、間違って芸能界に入ってしまったとしか思えない。
本人も居心地が悪かったんではなかろうか。
顔は、まさにおれの理想といっていい顔。
上品な顔でしかも優しそう。
この人の歌は、「夏のレッスン1」という曲ぐらいしか覚えていなかった。
その1曲を聞くためにこのCDを買ったんだから、おれも相当バカである。
しかし、アルバムを通して聞くとけっこう知っている曲があった。
確か売れないまま、ついにはヌードになっていたような気がする。
その後の消息は聞かないが、引退してしまったんでしょうか。

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2006/05/04

鉄甲機ミカヅキ

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鉄甲機ミカヅキをようやくコンプリートで鑑賞。
監督雨宮慶太、脚本井上敏樹。

なんか主役メカのミカヅキより、みなさまに愛されて80年のあけぼの重工が作ったロボット、月光機の方が、デザインがいかにもロボットという感じでいいんだよね。
おれが子供のころ売っていたブリキのおもちゃがそのまま巨大化した感じでさあ。
操縦しているアカネちゃん役の奈良沙緒理ちゃんもかわいいし。
ミカヅキの方のデザインは、ジャイアントロボと大魔神を足して2で割った感じか?

敵は人間の邪念を実体化する物質を使うので、スイカとかドアとか風鈴が巨大化して攻撃してくる。
それに立ち向かうのが、AIT(エイト)という組織と主人公風雄少年があやつる鉄甲機ミカヅキ。
この風雄少年と消えてしまった父親石動博士とのこととか、いろいろドラマがあるんだが、そんなことはどうでもよくて、おれの楽しみは毎回どこで月光機が出てくるか。
いかに製作サイドがこの月光機に力を入れているかは、毎回2号機、3号機とデザインが変わっているのでもよくわかる。
そして、最終回まで見るとうれしい演出が待っている。
最終回では、月光機が主役といってもいいほどだ。
ちょっと変わった特撮モノが見たいという人におすすめの作品である。
しかし、これにも神木隆之介君が出ていたとはおどろきです。

http://www.saturn.dti.ne.jp/~innocent/ahi2w/ahi2w.htm

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2006/05/03

バカ女からの電話は悪徳商法のニオイ

家にいると変な電話がかかってくるなあ。
女から、昔の同級生だとかいってよお。
「なつかしいから会いたいんだけど」とか言って。
嘘こくんでねえ!

どうせ会いにいったら宝石とか絵とか売りつけるんだろうが!
こういうとき、ぜんぜんモテなかったというのは強みだね。
昔からキモいと言われてたから、女がおれのことをいい感情をもって思い出すなんてことはありえないことだからね。

まっ、ホストにでも狂って、そういう商売やっているんだろうが、騙された男のことはどう思っているんだろうね。
想像力ないからそこまで考えないか。

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2006/05/01

意味がない出勤

9連休なんてどこの世界の話だ。
しっかり今日も出勤。
しかも仕事ないんで、本を読んでただけ。
これなら休みにしてくれよお。
ボスの方は、めずらしく素面だった。
さすがに危機感を持ったのか、おれにパソコンの使い方とかを聞いてくる。
廃業した方が世のため人のためだと思うけどなあ。

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