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2006/08/19

映画「日本沈没」

映画「日本沈没」を見た。
ネタバレありでいきますので、映画を見てない人は読まないでください。

前作が自分の未来にも起こりうるありそうな話だったのだが、今回のリメイクでは他人事、絵空事みたいな感じになってしまっている。
特撮は格段に進歩しているのにこの違いはなんなのだろうか。
何度も日本上空から、日本全体を俯瞰的に見るカットが出てくるのだがこれがうそ臭さを増幅しているような気がする。
前作では、日本はただ沈んでいき、日本人は海外にうけいれてもらって生き残るという話だったのだが、今回は前作ではただわめいているだけで役立たずだった田所博士が、起死回生の作戦を考案するところがミソ。
その作戦で、爆薬を起爆地点まで運ぶ深海艇のパイロットがミッチー(及川光博)。
こんな重要な役目をミッチーなんかにまかせて大丈夫かと思っていたら、案の定失敗。
さてどうなるというところでおいしいところをもっていくのが草彅君。
この草彅君と柴咲コウとのロマンスも草彅君がストイックすぎて盛り上がらず。
前作の藤岡弘といしだあゆみの方が刹那的に生きている感じが出ていてよかった。
やることやっちゃった後で、藤岡弘がいしだあゆみに「あなたを本当に愛しているかどうかわからない」なんてほざくんだものw
あとあのひどい混乱のなか、なぜ草彅君だけは行きたい場所にすぐ行けるのですか?
それでもこの映画、それほどひどい出来でもない。
しかし、なにかが足りない。
前作にあった人間の生きようとするエネルギーとか情熱ですか。
なんか妙に醒めた視線で描かれている気がする。

でも樋口真嗣監督は、確実に進歩していると思う。
それがうれしい発見であった。

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