輝くもの天より墜ち
輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫 SF テ 3-6)
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 浅倉 久志
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「輝くもの天より墜ち」を読んだ。
年末年始に読むのにふさわしい分厚いSF。
大掃除の合い間に読んでいたら、掃除そっちのけになっちまった。
銀河辺境の惑星に、破壊された星のガスが通過するときに生じるオーロラ現象を見学しようと観光客がやってくる。
だがその者たちのなかに邪悪なたくらみをもつ者がいた。
狭い基地を舞台にした、命のやりとりの緊張感。
そしてついに起こってしまう悲劇。
人生とは何なのかを考えさせてくれるSFである。
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