リービング・ラスベガス
リービング・ラスベガス (角川文庫)
John O’Brien 小林 理子
ジョン・オブライエン「リービング・ラスベガス」(角川文庫)を読んだ。
著者は、この一冊をだけを残して34歳で自殺したとのこと。
酒なしでは生きられないアル中と娼婦の純愛。
実際にアル中だった著者の願望か、主人公のすべてを受け入れる娼婦がまるで天使のように描かれている。
こんな女いるわけねえよなと文句を言いながら読み進める。
だが、相手が理想的すぎるゆえに自分から関係をぶちこわしてしまう主人公。
人生とは、かくも深遠なるものか。
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