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2009/01/25

夏目家の福猫

夏目家の福猫 (新潮文庫)
半藤 末利子
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半藤末利子「夏目家の福猫」(新潮文庫)を読了。

著者は漱石の孫であり、半藤一利の妻である。
漱石ゆかりの人物や土地についてのエッセイである。
漱石夫人鏡子は猫嫌いであったそうだが、飼い猫を見た出入りのあんま師に足の爪まで黒い猫は福猫だと教えられると、それまでの虐待をやめ厚遇したという。
そして、その猫をモデルにした小説「吾輩は猫である」が漱石を有名にしたのだから、本当に福猫であったのであろう。

それにしても、漱石の弟子たちは漱石没後、鏡子夫人に借金をしながら返さなかった人が多かったという。
そしてそういう人に限って、有名になっているという。
それはあの人やあの人のことなのかと想像をめぐらせてみる。
しかし、内田百閒だけはしっかり名指しで批判されている。
なんと百閒先生「そんなのとっくに時効だよ」と平然とのたもうたという。
そりゃ恨まれるよな。

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2009/01/18

なんでもリセットでいいのか

「仮面ライダーキバ」が終わったが、どうも納得がいかない。
嶋さんはとどめをさされていなかったとか、真夜も実は殺されてなかったとか、名護さんは失明しないとか、どうもゲームのリセットみたいで納得できない。
子供向けならもっと単純に話を作らんかいってことなんだけど。

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2009/01/11

なんかすげーよ「ギャラクティカ」

うわさのSFドラマ「ギャラクティカ」が地上波ではじまったわけだが、いやはや驚いた。
日本のドラマを「お子様ランチ」とすると、「ギャラクティカ」はフランス料理のフルコースだね。
もうお話にならないぐらいの差。
ストーリー構成、脚本、演出など相当なレベルの人たちが頭を振り絞って作っているというのが伝わってくる。
ただで見せてもらうのが申し訳ないぐらい。
今年は楽しみが増えた。

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2009/01/04

もうひとつの三丁目の夕日「鉄人28号 白昼の残月」

鉄人28号 白昼の残月 DVD
西村知道, くまいもとこ, 矢島正明, 仲木隆司, 今川泰宏
B0013JYTAO

映画「鉄人28号 白昼の残月」を見た。

監督:今川泰宏

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で、希望あふれる時代として描かれていた昭和30年代が、この映画では戦争の傷跡が影を落とす時代として暗く描かれている。
しかし、テレビシリーズに引き続き、人物配置がうまくいっていないような気がする。
どうしてこのキャラにこの役目をさせるのかと疑問が残る。
監督の脳内の妄想なら許されるが、人に見せるのならもう少し話をまとめてもらわないと。
あいかわらず、敷島博士は肝心のときにはいないし。
せめて萌えキャラでも出しておいてくれれば。
えっ、鉄人はショタコンのためのアニメだって?
わかります。

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2009/01/01

文学少女の友

文學少女の友
千野 帽子
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あけましておめでとうございます。
今年も仕事を辞めるのが目標。
やる気なし。
本だけ読んで暮らしてえ。

千野帽子「文学少女の友」(青土社)を読んだ。
著者が「ユリイカ」などに発表した文章をまとめたもの。

テーマは、「小川洋子入門」であったり「お人形と耽美」であったり「ニート文学」であったり。

特にニート文学についてまとめた「生活?そんなものはF1層にまかせとけ」が秀逸。
働かない主人公をキーワードに「NHKにようこそ!」や「うつうつひでお日記」、「D坂の殺人事件」、「第七官界彷徨」などを縦横無尽に語り尽くす。
本を読むということは、さらに他の本への興味を呼ぶことにつながり、かくて我らは無限の積ん読地獄へと陥る訳である。
自分からその罠に落ちたい人におすすめの一冊である。

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