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2009/02/23

松ケンでリメイクしてくれ「高校教師」

ドラマ「高校教師」の最終回を見る。
再放送を飛び飛びで見ていたんだが、やっぱり昔のドラマは盛り上がる。
何がいいって、一番は携帯電話がないこと。
すれちがってなかなか連絡が取れなかったり、親に隠れて電話したり。
話がいろいろ作れるもんなあ。

今のドラマは、携帯であっさり連絡がついてしまうんで、なかなかすれ違いなんて起こらない。
だから盛り上がらない。

そして真田広之がうまい。
主人公は情けない男、よく言えばナイーブな男なんだが、それをうまく演じている。
これを松山ケンイチでリメイクしてくれないか。
相手役は誰でもいいや。

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2009/02/22

紙婚式

紙婚式 (角川文庫)
山本 文緒
4041970091

山本文緒「紙婚式」(角川文庫)を読んだ。

結婚を題材にした短編集。
いろいろな夫婦が出てくる。
高嶺の花の女性と結婚した男が語り手の「土下座」。
世間からは、理想の夫婦に見えるが二人ともかなり無理をしている夫婦を描く「おしどり」。
DINKSで生活費まで完全折半、お互いに干渉しないというルールで生活しながら、どこか満たされない女性の視点から描く「紙婚式」。
まあ、山本文緒ですから単純明快なわけがなく、それぞれの人物の複雑な内面が浮き彫りになっていてリアルです。
電車に乗っている幸せそうなあの人も、内面にはこんなどろどろをかかえているのかもしれません。

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2009/02/17

今年も花粉症にならず

そろそろ年も年だし免疫能力が落ちてきてるはずなので、今年こそ花粉症デビューかと思ったが、なる気配がない。
ただ単におれがそれほどデリケートでないということか。
おれがしていることで体に良さそうなことというと、毎日納豆と梅干しだけはかかさず食べていることぐらいかな。
あと緑茶はガブガブ飲んでいるな。
おれがガキのころは、毎日下痢していたし、学校も1年のうち20日ぐらいは毎年病気で休んでいた。
これは長生きできないなと思っていたが、最近ではどんどん元気になってきて、ここ3年で病欠したのは2日だけだ。
だから、まだ若くて病気がちな人もいつの間にか丈夫になることもあるので、あきらめずにがんばってほしい。

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2009/02/16

偏愛文学館

偏愛文学館 (講談社文庫)
倉橋 由美子
4062760924

倉橋由美子「偏愛文学館」(講談社文庫)を読んだ。

著者によると偏愛の条件とは、再読できることだという。
なので、この文章を書くにあたって再読をしたそうだ。
そして明治以後の日本文学では、吉田健一の全著作のほかは偏愛(再読)するに値する本は非常に少ないと書いている。
それだけにこの本に紹介されている本はぜひ読まなければという気になる。
特に北杜夫の「楡家の人びと」は、無人島に一冊だけ持っていく本は?と聞かれたときの最有力候補だそうである。
えてして書評本というのは、書評の方が面白く実際読んでみるとそれほどではなかったというケースが多いが、倉橋由美子なら信用できそうだ。

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2009/02/10

超・仮面ライダー電王&ディケイド

次の仮面ライダーの映画版は「超・仮面ライダー電王&ディケイド」というタイトルで5月公開とのこと。
今度は、良太郎が子供になってしまうというストーリーで、あいかわらず佐藤健の出番は少ないか、ひょっとすると皆無?
まあ、本当の主役はモモタロスだからいいんだけど。
しかし、東映は完全に電王だのみだな。

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2009/02/07

城のなかの人

城のなかの人 (角川文庫)
星 新一
4041303265

星新一「城のなかの人」(角川文庫)を読んだ。

そうか、星新一は時代小説も書いていたのか。
おれはゆるい星新一ファンなので知らなかったぞ。
5編をおさめる短編集なのだがどの話もいい。
なかでも豊臣秀頼を主人公にした「城のなかの人」、小栗上野介忠順を主人公にした「はんぱもの維新」がいい。
純粋ゆえに時代に翻弄され、なす術なく滅んでゆく豊臣家総裁秀頼。
頭がよすぎ、器用すぎるため要職をまかされ幕府のためにつくすも、最後に迎えた将軍慶喜が臆病者だったため、勝てる戦をやらせてもらえなかった小栗上野介。
淡々としたリズムのいい文章が浮き彫りにするそれぞれの人物像。
SF、ノンフィクション、時代小説と何を書かせてもうまい。
星新一こそ天性の作家なのだろう。

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2009/02/01

時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1) (ハヤカワepi文庫)
乾 信一郎
4151200525

アントニイ・バージェス「時計じかけのオレンジ 完全版」(ハヤカワepi文庫)を読んだ。

昔映画版を見たとき、あんな時代になったらイヤだなと思っていたら、あっという間にそっくりな時代になっちまった。
日本でも、オヤジ狩りやホームレス狩りが日常茶飯事になってしまった。
小説版でも、主人公は何の疑問も持たず、仲間たちと窃盗、暴力、強姦を繰り返す。
そして、警察に捕まった彼は、マインドコントロールによって犯罪を犯せない体にされてしまう。
そうした強制的な心の矯正が是か非かというのがこの本のテーマである。
しかし、その一方で一人の自意識過剰な若者が、やがて自分を客観的に見れるようになっていくという、青春小説であり、成長小説でもある。
そしてそこが映画版より、よりこの小説を奥深いものにしている。

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