少年になり、本を買うのだ
少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記 (創元ライブラリ) (創元ライブラリ L さ 1-1)
桜庭一樹「少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記」(創元ライブラリ)を読んだ。
桜庭一樹は本当に本をよく読む。
小説を書いて、打ち合わせをして、サイン会をして、インタビューを受けてとそこそこ忙しいだろうに、この1年分の読書日記を読むととおれの10年分ぐらいは本を読んでいる。
本をじゃんじゃか買うのだが、「本を買ってもらって日々の糧を得ているのだから、本に還元するのは、当たり前じゃ」とのこと。
すばらしい心意気だ。
こんなに本を買って読む人だらけなら、出版不況などないだろうし、この国ももう少しはマシな国になるだろうに。
この国がこんなにダメな国になったのもみんなが本を読まないからだ。
きっとそうに違いない。
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