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2010/04/16

「ゲゲゲの女房」が意外と面白い

あまり期待していなかったが「ゲゲゲの女房」が面白いではないか。
まあ、前の「ウェルかめ」があまりにつまらなかったため、余計に面白く見えるのかもしれないが。
しかし、「ゲゲゲの女房」といい、「龍馬伝」の岩崎弥太郎といい、NHKは貧乏人でも結婚しようよキャンペーンでもやっているんでしょうか。
しょせんは国営テレビ局だから、厚生労働省から少子化対策のドラマを作れと圧力をかけられたんでしょうなあ。
「ゲゲゲの女房」はさすがにNHKのドラマだからお上品に作られているが、そこがまた物足りないところ。
やはり水木しげるの自伝マンガ「私はゲゲゲ」の方がお下品なネタもあってドラマ以上に面白い。

私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝 (角川文庫)
4041929288

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2010/04/04

ミラクル三年、柿八年

かんべむさし「ミラクル三年、柿八年」(小学館文庫)を読んだ。

ラジオ大阪で2005年から三年と三ヶ月続いた朝の帯番組「むさし・くに子の朝はミラクル!」について書かれたドキュメンタリー風小説。
本業は小説家であるかんべむさしはとまどいながらも、ラジオパーソナリティーとして成長していき、相方の中崎くに子と夫婦漫才さながらの丁々発止のやりとりができるようになる。
だが、ラジオパーソナリティーの仕事も本業の小説の仕事にフィードバックしてやるという打算もあったのだが、執筆の方は時間に追われて、ショートショートやエッセイぐらいしか書けなくなってしまう。
こんなことでいいのかと煩悶しながらも、何事にものめりこんでしまう性格ゆえか、番組内での書評や大阪の町案内のコーナーのための下準備にも手抜きができない。
番組をやっていて味わう日々の喜怒哀楽が毎日記録していた備忘メモをもとに綴られていく。
結局作家とは何でも観察してしまうやっかいな生き物なんだなということがよくわかる本である。

ミラクル三年、柿八年 (小学館文庫)
4094084665

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