大江戸神仙伝
石川英輔「大江戸神仙伝」(講談社文庫)を読んだ。
TBSのドラマ「-JIN- 仁」を見たとき、似たようなドラマが前にあったよなと思い出したのが滝田栄主演の「大江戸神仙伝」だ。その原作がこの本。
主人公の洋介は突然江戸時代にタイムスリップしてしまうのだが、製薬会社の研究所に勤めていたころの知識を活かし、江戸の町でたくましく生きていく。とはいってもすることと言ったら脚気を治すぐらいなのだが。それでも江戸時代だと脚気は死に至る病なのだから、洋介を世話する医師涼哲先生は、洋介の「自分は仙境から参った」という話をすっかり信じてしまう。
洋介はやがて芸者のいな吉と所帯を持つようになるのだが、現代に残してきた恋人流子も忘れがたいというなんとも気の多い男なのである。
まあ男の願望充足小説なので、ストーリーは気持ちのいいほどに、洋介の思いどおりに進むので、そこが玉に瑕かもしれません。
大江戸神仙伝 (講談社文庫)
石川 英輔 
| 固定リンク














コメント