ハンターズ・ラン
あけましておめでとうございます。
まあこの年になると別におめでたくもないというか、年々死に近づいていくだけなんだけど。
ジョージ・R・R・マーティン、ガードナー・ドゾワ、ダニエル・エイブラハム「ハンターズ・ラン」(ハヤカワ文庫SF)を読んだ。
SFな設定使っているんだけど、ほとんど冒険小説なんで、SF苦手な人でも読めると思う。
冒険小説のパターンとしては、元々デキる奴が一度挫折するも復活するかダメな奴が一皮剥けるかが多いんだけど、これは後者のパターン。
一度異星人に捕まった男が、サバイバルの途中で目覚めていく、なかなか元気が出てくる小説である。
人間落ちるとこまで落ちないと日頃の自分のダメさに気づかないものだということを教えてくれる。
ということで、今年は久々に職なしになってみようかな、とか考えさせる危険な本なのであった。
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