« 寝ても覚めても本の虫 | トップページ | ヒットの法則 »

2011/07/18

一私小説書きの弁

随筆集 一私小説書きの弁 (新潮文庫)
西村 賢太
4101312834

西村賢太「随筆集 一私小説書きの弁」(新潮文庫)を読んだ。

この人の小説が読みたいんだが読めない。
あまりにシンクロしてしまいそうで怖いからだ。
まるで自分のことが書かれているみたいで、恥ずかしいからだ。
だからとりあえず随筆集を読んでみた。
著者が敬愛する作家、藤澤清造のことについて書いた文章が多い。

藤澤清造と言えば忘れられた作家であった。
しかし、自ら没後弟子と名乗る西村賢太が芥川賞を取ったためについに代表作「根津権現裏」が新潮文庫から出たんだから、本人もあの世でびっくりしていることだろう。
その藤澤清造の人生についても、この本の中で語られているのだが、文学の道に入ったために狂ってしまった人生だということがわかる。最後は芝公園で凍死していたという。

西村賢太も最後は野垂れ死にでもいいという。
果たして、文学の闇に落ちていくのか、人並みな幸せを手に入れるのか?

とりあえず小説も読んでみようと思った。

|

« 寝ても覚めても本の虫 | トップページ | ヒットの法則 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91465/52243403

この記事へのトラックバック一覧です: 一私小説書きの弁:

« 寝ても覚めても本の虫 | トップページ | ヒットの法則 »