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2011/11/25

グレイベアド 子供のいない惑星

グレイベアド―子供のいない惑星 (創元SF文庫)
ブライアン・W. オールディス Brian W. Aldiss
4488640036

ブライアン・W・オールディス「グレイベアド 子供のいない惑星」(創元SF文庫)を読んだ。

何ともタイムリーな復刊だ。
宇宙での度重なる核実験がヴァン・アレン帯に影響を及ぼし、そのため放射線にさらされた人類は子供を産めなくなってしまう。
平均年齢は上がり続け老人しかいなくなった地球では、科学文明は崩壊し、人々は小さなコミュニティを作り生活していた。
自分たちの村に凶暴ないたちの大群がせまっていることを知った主人公「灰色ひげ」は、女房や仲間たちと舟で村を脱出したのだが…。

人口が減り続け、絶滅の危機に瀕しながらも人間同士で憎みあい、騙しあい、殺しあう愚かな人類。
彼らの行き着く先に希望はあるのか?

原発の放射能に怯え、高齢化が進行する日本人には人事とは思えない物語である。

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