リヴァイアサン クジラと蒸気機関
リヴァイアサン クジラと蒸気機関 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
スコット・ウエスターフェルド Pablo Uchida Keith Thompson
早川書房 2011-12-07
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スコット・ウエスターフェルド「リヴァイアサン クジラと蒸気機関」(新ハヤカワ・SF・シリーズ)を読んだ。
改変歴史ものSFだと第二次世界大戦が舞台のものが多いが、これは第一次世界大戦モノ。
ダーウィンが遺伝子操作の方法まで発見したことになっていて、イギリスなどはこれを兵器開発に取り入れているという設定。
ということで、クジラに蒸気機関をつけて、飛行船みたいにしたものがリヴァイアサンと呼ばれる飛行獣。
これに乗り込むことになるのがイギリス軍の士官候補生デリン。
もう一方の主人公は、オーストリアの大公の息子アレック。
アレックは両親が暗殺されたために、二足歩行型ロボット、ストームウォーカーに乗り込み逃避行をすることになる。
面白いことは面白いのだが、ちょっと爽快感が足りないか。
シリーズものの一冊目なので、2巻以降に期待。
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