シップブレイカー
シップブレイカー (ハヤカワ文庫SF)
パオロ・バチガルピ 鈴木康士 
早川書房 2012-08-23
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パオロ・バチガルピ「シップブレイカー」(ハヤカワ文庫SF)を読んだ。
どちらかというとSF小説というより冒険小説だった。
今より環境破壊が進み、超格差社会となっている近未来のアメリカで、最底辺の貧乏少年と大金持ちのお嬢様が出会ったことから冒険が始まる。
冒険といっても、お嬢様は追われている身なので、主人公ネイラーはそれを守って逃げているだけなのだが。
主人公ネイラーとお嬢様のニタよりも、脇役の方が個性派ぞろいで物語を面白くしている。
ネイラーの父で、酒とドラッグが好きで金のためなら息子を殺すことさえ厭わないリチャード・ロペス。実の子でもないのにネイラーを命がけで守ってくれる、友人ピマの母親サドナ。遺伝子の組み換えで強化された半人、トゥールなど。
終盤は手に汗にぎる展開で、最後もすっきり爽快。
おれは「ねじまき少女」よりこっちの方が好きだなあ。
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