ライバル日本美術史
ライバル日本美術史
室伏 哲郎
室節哲郎「ライバル日本美術史」(創元社)を読んだ。
美術史をライバルという視点でとらえた本。
なかには生没年がずれていて面識もなかった二人をライバルとしていたり少し無理がある。
最初から恵まれた環境だった人、苦労して成功した人、順風満帆だったのに事件に巻き込まれ転落していく人、それぞれの人生が面白い。
東洲斎写楽が誰だったかも著者は案外簡単にこの人だと断定している。
本格的な美術史は固すぎてとか言う人はこういう本から入ってみたらどうでしょうか。
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