メカ・サムライ・エンパイア
ピーター・トライアス「メカ・サムライ・エンパイア」(新ハヤカワ・SF・シリーズ)を読んだ。
第二次世界大戦で日本が勝利した世界を描いた歴史改変SFの第二弾。
前作から6年後なので登場人物が総とっかえされていて、これから読んでも問題ないが、できれば前作から読んでほしい。
前作ではほとんど出番がなかったロボットも活躍しまくるので、前作読んでつまんなかったという人も、こっちは楽しめるかも。
主人公はぽっちゃりぎみのゲームオタクの高校生で、進路希望はメカパイロット。
しかし、深夜までゲーセンでアーケードゲームに夢中のあまちゃんが狭き門の陸軍士官学校に合格できるのかよと思っていると、いろんな事件に巻き込まれていつのまにかロボットに乗って戦っているという、ロボットアニメの第一話みたいなあれよあれよという展開です。
アーケードゲームと実際のメカが操作方法が似ていて、直感的に操縦できるとか、アニメのスーパーロボット大戦みたいなノリが心地よいっす。
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