宮城谷昌光「三国志」
ゴールデンウィークということで、さすがにみんな出かけまくってんな。
おれはというとコロナ以降はおとなしくしてます。
まあ、趣味がインドア系じゃない人はつらいよね。
ということで宮城谷昌光「三国志」(文春文庫)を読んだ。
日本で出てる三国志の小説は、ほとんど三国志演義を元にしているけど、これは正史を元にしている。
だから、呂布と劉備三兄弟との一騎打ちとか、赤壁で孔明が風を呼び起こしたりとか派手なシーンは一切無く、淡々と進んでいく。
劉備は仁徳の人では無く、いざとなったら、家族も家臣も見捨てて逃げまくる冷たい人だし、孔明も優柔不断でいざいうとき、一歩遅れて、チャンスをのがすし。
実際の三国志はどうだったか知りたい人にはいいんじゃないでしょうか。
でも地味すぎて売れてないみたいだね。
おれが最近買った最終巻の12巻なんて7年前に出たのにまだ、二刷だし。
さて、残りの連休はゲーム「三国志11」でもやりますか。
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